9/7(土)、#川崎市総合自治会館 で一般社団法人 #川崎市自閉症協会 の設立10周年記念式典。
同協会の前身は1979年に設立された「川崎市自閉症児者親の会(くさぶえの会)」で、#自閉症 の子を持つ親たちが、子育てや療育の困難さを話し合う場として、また行政への働きかけを目的として始まりました。
その後、自閉症当事者とその家族を支援し、共に生きる社会を実現する為、2014年に一般社団法人化。新たに「川崎市自閉症協会」となり、この度、10周年記念を迎えられました。
なお、現在、自閉症は #自閉スペクトラム症(≒広汎性発達障害)の一種として、アスペルガー症候群等と同じグループに分類されています。
自閉症やアスペルガー症候群は境界線を引くのが極めて難しいケースもある為、スペクトラム(連続体、範囲)として定義されるようになりました。
言葉というのは両刃の刃で、発達障害や性同一性障害という言葉が作られる事で、人々にそういった問題の存在を認識させる事ができる一方、障害という言葉は一種のスティグマになってしまう危険があります。
また、グレーゾーンの発達障害や性同一性障害となると、果たしてそれが障害と言えるのか、単なる個性の違いではないのか、普通とは一体何なのかという疑問にも繋がります。
一方で、過度なマイノリティ優遇は、マジョリティへの逆差別に繋がる恐れもあります。
代表理事の小泉さんは挨拶の中で「以前は自閉症という名前から、引きこもりと誤解されるケースも多かったが、少しずつ理解が進んできた」と仰られていました。
大切なのは正しい知識と理解です。
皆様方のこれまでのご尽力に感謝申し上げます。
改めて10周年記念おめでとうございます。
川崎市自閉症協会
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