NHK・Eテレの『100分de名著』という番組にハマっています😄
放送は毎週月曜の22:25~22:50(再放送は同じ週の水曜5:30~5:55と12:00~12:25)。
毎月一冊の本をテーマにして、25分×4回=100分で読み解いていくという番組。
取り上げられるのは、誰もが一度は聞いた事があるであろう名著ばかり。
番組内では俳優の方が朗読をしてくれます。
ここ最近の放送で言えば、
『平家物語』、カント『純粋理性批判』、吉本隆明『共同幻想論』、エンデ『モモ』、セネカ『生の短さについて』、三島由紀夫『金閣寺』、ブラッドベリ『華氏451度』、ボーヴォワール『老い』、アレクシエーヴィッチ『戦争は女の顔をしていない』等々。
余談ですが、昨年10月のテーマは谷崎潤一郎で、朗読が吹越満という神配役。
谷崎潤一郎といえばアレなので、吹越さんのねっとりとした卑猥な感じで朗読されると(※褒めてます)、「えっ、これEテレで放送していいの・・・?」みたいな🤣
閑話休題。
さて今月のテーマは、ついにドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』。
もし「今まで読んだ本の中でベストは何か?」と聞かれたら、僕は迷わずこの小説を挙げます。
初めて読んだ時は、そのストーリーの凄まじさに衝撃を受けました😳
中でも大審問官の章は印象的で、それまで冷徹なインテリと思われてた次男のイワンが抱える苦しみや、唯一血の繋がった弟のアレクセイに対する愛を知り、心を打たれました😢
また、人間はここまでクズになれるのかという、父親のフョードルの存在もなかなか😂
ロシア人の名前って難しいし、ときに愛称で呼ばれたりするので、人間関係を把握するの大変ですけどね。
フョードル・パーヴロヴィッチ・カラマーゾフとか、
アレクセイ・フョードロヴィッチ・カラマーゾフ(アリョーシャ)とか、
アグラフェーナ・アレクサンドロヴナ・スヴェトロワ(グルーシェニカ)とか😭
内容的にネタバレになってしまう番組でもあるので、注意が必要ですが、
逆にこの番組で初めて知って、きちんと読みたいという本に出会った事もありました。
とにかく今夜の放送が楽しみです😄
NHK・Eテレ『100分de名著』
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